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福祉用具による在宅生活支援のポイントは?


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福祉用具による生活支援の目的はどのようなものですか?

福祉用具による生活支援は、在宅生活を支援する手段のひとつなので、その目的は、単なるサービスメニューの紹介や導入ではなく、問題の解決であり、満足度の高い生活を実現することです。

支援する側(事業者)はどんなことに留意しているのですか?
次のような事項に留意して支援をしていると考えられます。

●どんなによいサービスが提供され、客観的には満足できる状態であってもご本人の心が安定していなければ在宅生活は長続きはしません。支援するスタッフは心の問題を受けとめながら生活の安定を支援する必要があります。

●本人や家族の生活を大切にしながら、たとえ心身に障害があっても“その人らしさ”や“満足度の高い生活”をめざすことが重要です。

●“満足度の高い生活”を支援するときには、生活をデザインするという視点をもつことが必要です。

●“満足度の高い生活”を築く方向に向かっていたり、相談者と緊密な信頼関係が結ばれていれば、支援全体は「成功」の方向に向かうでしょう。

●本人だけでなく、介護者を含めた家族全体を視野に入れて相談を受けます。

●相談の主訴よりも緊急的に対応しなければならない問題がかくれていることもあるので、相談者が抱える問題の全体を解決する方向に支援をすすめます。

●問題の背景になっている原因にご本人や家族が気が付くように支援します。

●生活意欲は本人の気持ちの持ちようだけで高まるものではなく、周囲の働きかけによるところが大きいものです。ですから、ご本人やご家族がどのような生活を目指しているのか考えて働きかけるようにします。

●そのときどきの心身の状態や支援の結果などによって、目標とする生活は絶えず変化していきます。ですから、この変化の方向性をふまえた長期的な視点が必要になってきます。

関連トピック

福祉用具支援の原則とはどのようなものですか?

簡単にまとめると、以下の5つになります。

●本人の能力と福祉用具の性能が一致しているかどうか。
●介護者がその福祉機器を使えるかどうか。
●その住居で使える用具かどうか。
●いくつかの福祉用具を使う場合に福祉用具同士が矛盾しないかどうか。
●費用負担はどうか。

福祉用具支援は、どのように位置づけられているのでしょうか?
次のように位置づけられています。

福祉用具支援は生活支援の一部分です。
・福祉用具を利用することで安易に問題の解決につながることが多くあります。
・生活状態によっては、他の手段が適していることももちろんあります。

福祉用具は目的に合わせてうまく使いこなしましょう。
・福祉用具支援には、自立支援と介護負担の軽減というふたつの側面があります。

他のサービスと相互補完の関係
・福祉用具の導入を決めた場合でも他のサービスとの調整が必要になります。
・代表的なものとしては、福祉用具の利用と住宅改修とは一体になって運用されるサービスです。

福祉用具の導入は生活改善の起爆剤です。
・はじめは比較的なじみやすいベッドや車いすといったものから導入し、使っているうちに、予想を上回るような効果を実感できたりすると、福祉用具に対する抵抗感がなくなります。
・あきらめたり、低下した生活レベルに我慢していた人が「まだまだ改善できるかもしれない!」と感じてくれれば、大きな自信と生活を変化させようという動機にもつながります。


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