ボディメカニクスを活用した動作をすることで、腰痛を予防することが知られています。 骨格・筋肉・内臓などのさまざまな機能が、もっとも効果的にはたらくような位置関係を作り出すことが、よいボディメカニクスのポイントです。
ボディメカニクスを活用すると、介護する人は、時間をかけずに、また消費エネルギーも少ない動作ができますので、効果的に腰痛が予防できるのです。
もちろん、普段から正しい姿勢をとるように心がけることは必要ですし、さまざまな工夫も必要なのはいうまでもありません。 最近、介護用ベッドは、低いものが増えてきていますので、介護をする際には、ベッドの高さを高くするなどの工夫をしてみてください。
■ボディメカニクスのポイントは?
次のようなものです。
・ 腕を胸の上にのせたりして、介護される側の四肢を小さくまとめます。
・ 両足を左右前後に開いて立って、重心を低くします。これによって、支持基底面積が広くします。
・ 介護する人の重心を介護される人の重心に近づけます。
・ 介護される人の動きに合わせて、重心も移動させます。
・ 腕だけに頼らないで、脚の屈伸によって、大きな筋群を使います。
・ 持ち上げるのではなくて、水平に引くようにします。 |